「デザイナーの仕事がつらい、もう辞めたい…」
そんな気持ちを抱えていませんか?
実は、私も同じでした。
当時は、ブラック企業で働いていて、上司のパワハラや終わりの見えない残業―――。
身体がボロボロ。
経験も浅く自分に自信がなかった私は、転職する勇気も持てず、ただ毎日を耐えるだけでした。
でも、環境を変えたことで、一気に好転しました。
業界や企業の選び方を見直したからです。
デザイナーは「環境の差」がとても大きい職種です。
合わない場所で無理して続けると、いつか限界がきます。
つらいと感じる自分を責めなくてOK。
「辞めたい」と思うのは、身体からのSOSだから。
本記事では、わたしの実体験をベースに、デザイナーの仕事がつらいと感じたときの現実的な選択肢をまとめています。
今つらい思いをしている人の力になれたら嬉しいです。
デザイナーの仕事がつらい、辞めたいと感じるなら環境を変えよう

デザイナーとして働いていて「つらい」「辞めたい」そう感じているなら——
転職を選択肢に入れるのを本気でおすすめします。
「いや…転職なんて安直な考えじゃん!」
そう思いますよね。
でも、いろいろ試してきた私の結論は、環境を変えるのが一番効果的でした。
デザイナーという仕事は、環境との相性で天と地ほど変わります。
A社で全然活躍できなかった人が、B社ではめちゃくちゃ評価される。
これは本当に多いです。
特につらいのは、「自分の力不足なのかな…」と自分を責めてしまうこと。
でも、そうじゃない場合がほとんどです。
合わない環境で消耗しているだけ。
特に経験の浅いデザイナーは、便利に使われがちです。
(わたしの同期は、無理しすぎて突然失踪しました…。)
だからこそ、環境を変える=自分を守る行動だと思ってください。
ちなみに私は20代で3回転職しています。
当時は「自分は根性がないのかな…」と落ち込んだし、迷いました。
でも、転職するたびに仕事のつらさは減り、成長のスピードも上がりました。
その結果わかったことは——
- 転職は悪ではない
- 人生の幸福度を上げるための手段
ということです。
まず、一旦何かしらのアクションを起こしてみましょう。
行動するだけならノーリスクだから。
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デザイナーの仕事がつらい・辞めたいと感じる人へ

デザイナーの仕事がつらい・辞めたいと感じる原因は、次のようなものです。
- 労働時間が長い(残業や休日出勤が多い)
- 給料が思ったより低い
- 自分のスキル不足を感じてしまう
- 人間関係のストレス
- 希望していた業務内容と違った
知り合いのデザイナーたちも、ほとんどがこういった理由で転職しました。
ひとつずつ解説していきますので、ぜひ今の自分の状況と照らし合わせてみてください。
①:長時間労働がつらい・辞めたい人へ
デザイナーの悩み1つめが 「長時間労働」 です。

doda職務図鑑によると、クリエイターの月平均残業時間は23.5時間。
ただ実際には、それを軽く超える企業もたくさんあります。
特に、経営層が「デザインの工数を理解していない」場合、
「デザイナーだから残業して当たり前」
という雰囲気が生まれてしまい、残業が常態化することも…。
長時間労働を正当化しようと、思考停止で圧力かけてくるんですよね。
でも、すべての企業がそうではありません
最近は働き方改革やSNSの影響もあり、残業を厳しく制限する企業が増えています。
- 月20時間以下が当たり前
- ほぼ定時退社のデザイナーも増加
- 残業=善という古い価値観が崩れつつある
わたしの周りにも、定時帰宅しているデザイナーは普通にいます。
長時間労働を改善する方法
- 転職する
- 上司に相談する
- 部署異動を希望する
- 仕事を効率化する(仕組みを見直す)
長時間労働の対処法は、上記になります。
ぶっちゃけ、「転職」以外の方法は、効果的ではないんですよ。
なぜなら、長時間労働の原因は
- 企業文化
- 業界構造
- 単価の低い業務領域
など、個人の努力では変えられない部分が多いからです。
例えば、チラシ制作や紙媒体中心の業務は単価が低く、仕事量をこなさないと売上が立ちません。
その場合、どうしても長時間労働になりがちです。
「経験が浅いから転職できないかも…」と思っている人へ
今は「未経験~経験浅め向けの転職支援エージェント」がたくさんあります。
また、ブラック企業を除外して紹介してくれるところもあるんですよ。
環境を変えるだけで、生活も心も本当にラクになる可能性があります。
1回相談してみる価値アリです!
②:給与が安くつらい・辞めたい人へ
デザイナーの悩み2つめは、「収入が低い」 こと。
とある調査では、デザイナーの平均年収は 約439万円。
全体平均 454万円 より少し低い数字です。(参考:CREATIVE VILLAGE)
しかも、残業が多い業界なので、実質の時給で考えるとかなり厳しいという現実があります。
「この仕事量でこの給料?」と感じても不思議じゃありません。
正直、日本のデザイナーはクオリティに対して給料が見合っていないことが多いです。
プログラマー並みに稼げても良いはずなのに…という気持ち、分かります。
低収入の対処法(経験者向け)
- 転職する
- 成果を出して評価を上げる
- 給与交渉する
- 上司に相談する
デザイナー経験が豊富なら、対処法はありますが、結論としては転職が最も効果的です。
給与は、業界構造に依存するため、内部で声を上げても変わらないことがほとんど。
あとは、外資かどうか。
「この会社しか経験してないから、転職とか無理…」
と思う人も多いですが 全然大丈夫です。
普通にやれます。
むしろ、少し強気なくらいがちょうどいい。
収入アップの近道は、
- 需要の高い業界へ移る
- フリーランスとして働く
この2つです。
低収入の対処法(経験浅めの人向け)
デザイナー経験が浅い場合は、経験を積むことも大切です。
仕事の対価=自分の市場価値なので
最初はどうしても給料は低くなりやすいです。
ただし、
- 月18万+残業80時間
- 心身が限界
といった状況なら、迷わず転職しましょう。
健康より大事なものはありません。
成長のためにできることとしては、
- 週末に少しずつスキルを学ぶ
- SNSで発信して実績を作る
- 小さな案件を受けてみる
など、小さくでも行動を続けていくことが大切です。
もし「給料が低いから辞めたい」だけなら、最低1年は続けてみるのもアリ。
実務経験の1年はかなり大きな価値になります。
③:自分のスキル不足でつらい・辞めたい人へ
デザイナーの悩み3つめは、「自分のスキル不足」 です。
- 先輩が1時間で終わる作業に、1日かかってしまう…
- デザインに時間がかかりすぎて申し訳ない…
- ミス連発して、周りに迷惑をかけてる気がする…
特に新人デザイナーは、この不安と向き合う時間が多いはず。
責任感が強い人ほど、心が押しつぶされそうになるんですよ。
スキル不足は、時間と経験で必ず解決します
まず覚えておいてほしいことがあります。
- スキル不足は努力不足ではない
- 才能がないのではなく、経験値が足りないだけ
デザインは、知識を覚えただけで即上達するものではありません。
ゲームでも、ルールを覚えた瞬間にプロ級にはならないですよね?
実際に何度もプレイして、失敗して、やっと上達するもの。
デザインも全く同じで、
- 経験量
- 物量
- 失敗と改善の積み重ね
が必須です。
わたしもデザイナー歴10年近くになりますが、いまだに自分のスキル不足に落ち込むことがあります(笑)
それくらい終わりのない世界なんです。
環境はめちゃくちゃ重要
スキル不足で悩む時、問題は本人ではなく“環境” の場合が多いです。
例えば、
- 新人なのに重すぎるタスク
- 作ったデザインに「ダサい」「センスない」などの暴言をはかれる
- 上司が成長させる気ゼロ
- 相談できる人がいない
こういう環境は、間違いなく赤信号。
デザイナーは、メンタルが成果物に直結する仕事。
否定ばかりされ続けると、手が止まり、思考も止まります。
「根性がない」
「自分の時代はもっと厳しかった」
こういう昭和・平成マインドの人の下で、成長できる可能性はほぼゼロ。
わたしもそういう環境で心を壊した経験があります。
限界まで頑張る必要なんてありません。
④:人間関係が原因でつらい・辞めたい人へ
デザイナーの悩み4つめは、「人間関係のストレス」 です。
- 上司が社畜で、長時間労働につき合わされる
- 上司のこだわりが強すぎてしんどい
- 上司の能力が低い
- クライアントがデザインを理解してくれない
- 修正依頼が多すぎる
デザイナーに限らずですが、上記のような問題を抱えることが多いですね。
人間関係の対処法
- 自分が異動する
- 相手が異動する
- 人事に相談する
- 転職する
結局のところ、問題の相手から距離を置くことが唯一の解決策です。
「自分が離れる」か「相手に離れてもらう」かの2択になります。
インハウスデザイナーの場合、上司との人間関係に悩むことが特に多いでしょう。
上司がデザイナーの場合、
- 修正ラッシュ
- 細かすぎるチェック
- 終わりの見えないこだわり
こうした状況で、チーム全体が毎日深夜まで残業…ということも珍しくありません。
人間関係の解決は運要素が大きい
正直なところ、人間関係はガチャです。
- 部署異動しても改善しない場合もある
- 相談しても何も変わらないことはある
- 転職してもガチャ外れの可能性もある
だからこそ、悩むだけでは何も変わらないということだけは覚えておいてください。
小さな行動でもいいから動くことで、未来は変わります。
例えば、
- まずは人事に相談してみる
- 転職サイトに登録だけしておく
- 情報収集する
- 信頼できる人に話を聞いてもらう
止まってしまうと、どんどん苦しい状況になります。
少しずつでも動けば、好転することは本当にあります。
④:業務内容のミスマッチでつらい・辞めたい人へ
デザイナーの悩み5つめは、「業務内容のミスマッチ」 です。
- Webデザインがしたかったのに、ひたすらバナー修正だけ
- 企画から関わりたかったのに、指示通りの量産作業ばかり
- グラフィック志望なのに、ほぼ事務作業・雑務担当
誰でもできる業務しかないと、不安になるしどんどんモチベは削られますよね。
対処の選択肢としては、
- 上司に正直に相談してみる
- 社内で部署異動を狙う
- 思い切って転職する
- 一定期間だけ割り切って続ける
あたりになります。
ただ、正直なところ、中小企業で「仕事内容だけ都合よく変えてもらう」のはかなり難しいです。
そもそもそういう役割で採用されているからですね。
だからこそ、「いつか変わるかも…」とズルズル我慢しすぎるのも危険。
やりたくない仕事を何年も続けると、キャリアがそのまま固定化されてしまいます。
若いうちほど、「合わない」と気づいた時点で動いた方がリスクは小さいです。
20代とかリスク取り放題ですし。チャンスタイム。
その代わり、次に動くときは、
- 自己分析
- 企業分析
- 口コミサイトのチェック
ここをちゃんとやるのがめちゃくちゃ大事です。
「仕事内容のミスマッチでつらい」のは、あなたの能力が低いからではなく、ただ環境との相性が悪いだけということも多いです。
「今の仕事がダメ=デザイナーに向いてない」とまでは考えなくて大丈夫。
まずは「環境」と「方向性」を疑ってみるところから始めてみてください。
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経験談|業界 × 職種 × 企業を見直すだけで、悩みはほぼ消える

デザイナーとして働くうえで、つらさの原因は「業界」「職種」「企業」 の3つでほとんど決まります。
同じ「デザイナー」でも、この組み合わせ次第で、労働環境も給与も、まったく別世界になるんですよ。
例えば、縮小傾向にある印刷系(DTP)の業界は、需要が落ちた分、薄給・長時間労働の問題が深刻になりがちです。
逆に、Web・IT業界は需要が伸びていて、残業も少なく、年収も100〜200万円違うことも普通にあります。
給与は、確実に業界に連動しています。
実際にわたしも、紙媒体メインの仕事からゲーム・IT業界へ転職した結果、
- パワハラ → ゼロ
- 月残業 → 20時間以内
- 給与 → ほぼ倍
という劇的な改善がありました。
(あとは、外資系なら待遇面はすごいです。)
環境が変われば、悩みはほとんど解決する
同じ人でも、環境が変わればパフォーマンスは一気に変わります。
前の会社で全然活躍できなかった人が、転職した途端にバリバリ活躍し始めるケース、めちゃくちゃ多いです。
理由はシンプルで、その人に合う環境じゃなかっただけ。
たとえば、
- プレッシャーの弱い人は、落ち着いた環境で伸びる
- 細かいチェックが嫌なら、自由度の高い現場で活躍できる
- 逆に、スピード感ある現場の方が輝く人もいる
人にはそれぞれの個性があり、それに合った場所に身を置くことで、能力を100%発揮できます。
わたし自身もそうであったように、萎縮しちゃう環境だと、デザイナーって伸びないんですよ。
合わない環境にいると「つらいだけ」。
ゲームで例えると、火属性なのに水場で戦っているようなもの。
相性ってあるんですよ。
なので、デザイナーの悩みの9割は「業界 × 職種 × 職場」 を見直すことで解決できます。
そもそも転職活動の良いメリットは、
- 行動するだけなら0円。ノーリスク。
- エージェントを活用すれば第三者の意見が聞ける。
- 自分の市場価値がわかる。
- 給与や待遇がめちゃくちゃ良くなる可能性がある。
こんな感じで、ローリスクハイリターンなんですよね。
経験談|新人デザイナーが「辞めたい」と思ったとき、どうすべきか?

わたしは、新卒(既卒)で入社した企業を1年3ヶ月で退職しました。
その時のことを振り返って、解説していきます。
①:経験1年未満なら、できれば1年は耐えるのがベター
デザイナー歴が1年未満で退職すると、人事から 「すぐ辞める人」「忍耐力がない」 というレッテルが貼られがち。
つまり、転職の際に、書類選考で落とされるリスクが高まります。
本来は辞める理由がきちんとあれば問題ないのですが、現実として偏見を持つ人は多いです。
なので、もし精神的・身体的に限界じゃないなら、「1年だけ全力でやる」と決めて踏ん張りましょう。
1年以上頑張れば、転職でも有利に扱われます。
ただし——
体調を壊しそうなら即逃げてOK。
心と体の健康は何よりも優先です。
わたしは、無理しすぎたせいか、自律神経失調症になってしまい、結構苦労しました。
壊れてからでは遅いので、絶対に無理しないでください。
②:1年続かないことだって普通にある
新人デザイナーなら、転職を考えると
- これからどうなるんだろう…
- 周りにどう思われるか怖い…
- 転職できる気がしない…
みたいな不安が出てくると思います。
でも、1年以内に辞める人は、全然珍しくないです。
特にデザイナーは専門職なので、色んな環境を経験する方が価値が上がる職種 です。
周囲の人に「もう辞めたの?早くない?」と言われても気にする必要なし。
他人はあなたの人生に責任を取ってくれませんから。
| 2020年 | 2019年 | 2018年 | |
|---|---|---|---|
| 1年目 | 11.6% | 11.6% | 10.0% |
| 2年目 | 11.3% | 11.4% | 10.6% |
| 3年目 | 8.3% | 9.9% | 11.4% |
| 3年以内の離職 | 31.2% | 32.8% | 32.0% |
実際に新卒者10人中1人は、1年目で退職しています。
さらに、3年以内に辞める人は約30%。
これ、最近の若者だけの話ではなく、10年以上ずっと同じ数字が出ているんですよ。
だから「辞めたい」と思うこと自体、全然おかしくありません。
③:「3年続けろ!」は気にしなくていい
転職・退職の相談すると、古くから伝わる言葉を、引き合いに出されることもあります。
- 石の上にも三年
- 隣の芝生は青い
という言葉。
でも、もうそういう時代じゃないです。
成長できない環境に長居するほど、スキルもメンタルも削られてしまいます。
何度も言いますが、デザイナーにとって 「環境との相性」 はめちゃくちゃ重要。
野球選手にサッカーをやらせても無理があるように、その人にも得意不得意、相性があります。
わたしも新卒入社2週間で辞めることを決意(笑)
そのときは、「1年後に辞める」と決めて、転職サイト登録・ポートフォリオ準備を開始。
「いつでも辞められる状態」を作ったら、気持ちがめっちゃラクになりました。
④:探せば仕事はいくらでもある
実は 選ばなければ、仕事はめちゃくちゃ多いです。
たとえばデザイナーと一言でいっても、いろんな種類があります。
| デザイナー職種 | 職務内容 |
|---|---|
| グラフィックデザイナー | チラシ・ポスター・広告関連の制作 |
| 3Dデザイナー | 映像・ゲームの3Dのモデリング・リグ・アニメーション制作 |
| UIデザイナー | アプリの画面レイアウト・ボタン制作 |
| 映像クリエイター | 実写映像のコンポジット・CG映像編集 |
| プロダクトデザイナー | 立体物のデザイン制作 |
| レタッチャー | 広告用の写真をレタッチして綺麗にする |
| Webデザイナー | Webページのデザインとコーディング |
こう見ると、デザイナーの世界って広いですよね。
さらに業界を変えれば、活躍できる場所は無限にある。
ゲーム業界、IT業界、映像業界、パチンコ業界、メーカーなどなど…
デザイナーが必要とされている現場は 本当にたくさんあります。
さらに最近は リモートワークOKの企業も増えているので、地方に住んでいても働くチャンスあり。
会社によっては、ストイックで厳しい環境もありますが、それでメンタルをやられるのは本末転倒です。
長く続けられる場所にいた方が、結果的に幸福度があがりますよ。
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経験談|デザイナーの仕事がつらすぎて辞めた話

ここからは体験談です(興味なければ飛ばしてOK)。
新卒デザイナーの時が人生最大につらかった。
正直に言うと、新卒デザイナーとして働き始めた時期が人生で一番つらかったです。
本当に、苦しかった。
最初に入社したのは、実店舗を運営する会社のインハウスデザイナー。
WEBとDTPがメイン業務でしたが、研修ほぼゼロでいきなり現場投入されました。
「デザイン力を伸ばしたい!」という想いはあったものの、現実は想像以上にハード。
入社2週間で辞めることを決意していました。
当時の働き方は完全にブラック。
- 朝9:30出社 → 深夜0時退社が当たり前
- 帰宅後も仕事して、睡眠時間は3〜4時間
- 月残業は余裕で100時間超え
- 給料は手取り15万円
- 制作期限は1〜3日、常に納期ギリギリ
今思えば完全に異常――。
担当した業務は、常にギリギリの状態。
もしくは、遅延することが日常的でした。
当時は、「自分の甘えだ」「実力不足だから仕方ない」と本気で思っていました。
でも…それ、間違ってました。
(100時間以上残業している時点でおかしいし…。)
1年で辞めた → 結果、大正解でした。
1年頑張ったあと、退職を決断しました。
今思えば、もっと早く抜ければよかったと思うくらいです。
- 余裕ゼロの環境では成長できなかった
- インプットする時間が全くとれない
- 精神的に削られ続ける毎日
環境が悪いと、成長もできないし人生楽しくない!
辞めてから転職した職場は、定時退社ができて、先輩に質問もしやすい環境でした。
そこで初めて、デザイナーとしての仕事の楽しさを実感できました。
スキル不足は時間と環境で解決します。
デザイナー1〜2年目は、誰でもスキル不足で苦しみます。
でも、環境が変わると一気に伸びます。
わたしの場合も、
- 2年目でデザインの流れがつかめた
- 3年目には仕事を任せてもらえるようになった
- 頑張りが成果につながって楽しくなった
こんな感じでした。
振り返って感じるのは、
「相性の良い環境で働くことほど大事なものはない」
ということ。
相性の良い業界や職場になれば、仕事が楽しくなりアイディアが溢れてきますよ。
無理な環境で戦い続ける必要はありません。
場所を変えれば、未来は大きく変わります。
デザイナーの仕事がつらい・辞めたいなら、“小さく行動”してみよう。

もし今「つらい」「辞めたい」と感じているなら、まずは行動してみることをおすすめします。
と言っても、いきなり退職する必要はありません。
行動するだけならノーリスクだからです。
おすすめは、転職エージェントです。
「転職を決めたわけじゃないけど、相談だけしたい」
そんな状態でも、転職エージェントは全然OK。
相談することで、
- 今つらい原因が明確になる
- 自分がどう変わるべきか見えてくる
- 新しい選択肢や業界に気づける
- 市場価値を客観的に知ることができる
など、メリットしかありません。
しかも料金は0円。
使わないと逆に損です。
また、悩み続ける時間が一番もったいない。
ずっと悩むだけでは、状況は1ミリも変わりません。
行動 → 情報が増える → 未来の選択肢が広がる
この繰り返しで、前に進みます。
転職は「活動するだけなら」ローリスク・ハイリターンですからね。
もしも、いきなりエージェントが怖ければ、転職サイト登録からでもOK
寝る前やスキマ時間に求人を見るだけでも、
- 自分に向いている職場
- 市場の給与相場
- 働きやすい企業の条件
が見えてきます。
比較する癖がつけば、今の環境が適切なのか判断できますよ。
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本記事のまとめ|デザイナーの仕事がつらい・辞めたいなら、転職は全然アリ
- デザイナーがつらい原因の多くは「環境と業界」で決まる
- 縮小している業界は待遇が悪化しやすいので避けた方が良い
- 新卒の離職率は3年で約30%(珍しいことではない)
- エージェントに相談してから決めるのもOK
もし今、デザイナーとして働く中で「つらい」「もう辞めたい」と感じているなら、転職することは間違いではありません。
心に余裕がないと、行動どころか何も考えられなくなります。
働く以上、お金は必要ですが、心と体の健康が最優先です。
ストレス耐性は人それぞれ。
他人の基準で生きる必要はありません。
上司に怒られても、その上司と一生一緒に働くわけじゃないし、今の会社に一生いるわけでもない。
もっとラクに考えてOKです。
まずは、週末から小さく行動してみましょう。
週末の30分で求人を見てみる、エージェントに相談だけしてみる、それだけでも未来は変わります。
行動しない限り、今の状況は変わりません。
でも、行動するだけならノーリスク。
人生一回だけだし、自分の幸せを考えましょう。
